The Indian Trade in the Southeastern Spanish Borderlands: Papers of Panton, Leslie and Company
アメリカ独立革命時代に英領東フロリダで設立され、アメリカ南東部のネイティブ・アメリカン諸部族との交易をほぼ独占していたパントン・レスリー商社(Panton, Leslie & Company)の活動を記録する8千点以上の文書を収録するコレクションです。
1783年のパリ条約で東西両フロリダがスペイン領となると、ネイティブ・アメリカンとの交易に興味のないスペイン人に代わって諸部族との交易をほぼ独占するに至りました。特にクリーク族とセミノール族との交易は同社のほぼ独壇場で、やがてチョクトー族やチカソー族、チェロキー族とも大きな取引関係を持つにいたりました。同社はアメリカ合衆国に対して強い敵対心を抱き、部族への影響力を盾にスペインによる領土所有権の主張を援護し、ネイティブ・アメリカンに対して、白人による入植や部族からアメリカ側による土地獲得の動きに抵抗するように仕向けました。
(マイクロ版タイトル:Papers of Panton, Leslie and Company)
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関連分野
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