The Union Label and the Needle Trades: Records of the United Garment Workers of America
本データベースは全米縫製労働組合の記録を電子化して提供するものです。
全体は「時間・動作研究(Time and Motion Studies)、「事務ファイル(Office Files—Meeting Minutes of the General Executive Board)」、「工場・組合支部索引ファイル(Index Card Files for plants and/or locals in)」の3部構成です。
「時間・動作研究」は労働者の仕事量に基づき出来高賃金を決定するフレデリック・テイラーの科学的管理法を縫製産業に対して実施した事例で、職種毎の時間シート、出来高賃金表、個別企業で実施された時間研究の報告書を収録するほか、各地の縫製産業の実態、縫製労働者組合に加盟する労働者を雇用する企業の活動、製品が労働組合の認証を得ていることを示すユニオン・ラベル(Union Label)の問題、刑務所製品の州間移動を規制するホーズ・クーパ法(Hawes-Cooper Law)の問題が扱われています。
「事務ファイル」は取締役会の議事録で、1899年から1912年までの期間と1934年から1994年までの期間がカバーされています。1899年から1912年までの期間の議事録では移民、疾病手当、9時間労働、Union-Made Garment Manufacturers of Americaとの関係が扱われています。
「工場・組合支部索引ファイル」は様々な工場や組合支部に関する情報を含みます。所在地の都市のアルファベット順に配列され、個々の都市毎に組合支部、工場主、組合支部設立に向けた活動に関する情報が盛り込まれています。