ハリウッドとJ・エドガー・フーバー:映画業界の共産主義者FBI捜査記録集
ハリウッドとJ・エドガー・フーバー:映画業界の共産主義者FBI捜査記録集
FBI File: Hollywood and J. Edgar Hoover: Communists in the Motion Picture Industry
連邦捜査局(FBI)の初代長官エドガー・フーヴァーはハリウッドの映画産業を注視し続けていました。1942年、フーヴァーは映画産業への共産主義の浸透に関する報告書の作成をFBIロサンゼルス支局に命じました。作成された複数の報告書は、MGM、パラマウント、RKO、ワーナー・ブラザーズ等の大手映画スタジオの内部事情と経営陣と労働組合の抗争を詳細に分析する総計数千ページに及ぶ長大なもので、1940年代前半から戦後の冷戦期にかけてFBIがハリウッドを監視し続けた記録です。
本データベースはこれらの報告書を電子化して提供するものです。報告書で取り上げられている団体、人物、主題は、アメリカ労働総同盟(American Federation of Labor)、共産主義者インターナショナル、ハリウッド・ギルド組合協議会(Council of Hollywood Guilds and Unions)、映画監督組合(Screen Directors Guild)、撮影所従業員組合(Screen Office Employees Guild)、映画アニメーター組合(Screen Cartoonists Guild)、映画脚本家組合(Screen Writers Guild)、合同反ファシスト難民委員会(Joint Anti-Fascist Refugee Committee)、ハリウッド・テン(Hollywood Ten)、反共団体へのFBIの支援、ハンフリー・ボガード、チャールズ・チャップリン、セシル・デミル、キャサリン・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー、フランク・シナトラ等です。報告書には添付資料や新聞切り抜き記事も含まれています。
(マイクロ版タイトル:J. Edgar Hoover and Radicalism in Hollywood, Part 1: Communist Infiltration of the Movie Industry)