International Herald Tribune Historical Archive 1887-2013
パリを本拠に発行され、国際的な読者層を誇った英字紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)』の1887年の創刊から2013年10月までを搭載するデータベースです。
1887年に米国『ニューヨーク・ヘラルド』紙のヨーロッパ版として創刊、その後1934年に『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン(ヨーロッパ版)』、1966年にアメリカの本家が廃刊に追い込まれると、翌年に『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』へと紙名を再び変更し、ワシントン・ポスト社とニューヨーク・タイムズ社の合同資本のもとで成長を続けます。
創刊当初、少部数で発行された新聞は、第一次大戦後パリを訪問するアメリカの実業家、文化人、旅行者が増加するのに伴い発行部数を増加させます。第二次大戦後はアメリカの覇権の下、アメリカの視点からヨーロッパと世界の出来事に切り込み、パリ以外にも製作・販売拠点を拡大、世界のアメリカ化、英語化に伴い160カ国以上で販売される真の意味でグローバルな新聞に成長しました。
しかし2002年末にニューヨーク・タイムズ社が単独株主となるとIHT紙のアイデンティティがゆらぎはじめ、2013年10月にはついに『The International New York Times』と改名、2016 年にはパリの編集部も閉鎖され、『The New York Times International Edition』となり、事実上消滅しました。本データベースは創刊から2013年10月までの記事を収録しています。
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※英国の日刊紙『タイムズ』、『テレグラフ』、『デイリー・メール』、『ミラー』、『インディペンデント』、経済紙『フィナンシャル・タイムズ』に加え、『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』の計7紙それぞれの特色と違いをご紹介します。(約40分・字幕・チャプターあり、スライドはこちら)
※『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』は英国の新聞ではありませんが、「番外編」として紹介されています。
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